2018年02月02日
インフルエンザが大流行!対策の基本は?
年が明けて早1ヶ月。
この冬は例年より寒さがかなり厳しいせいか風邪やインフルエンザが猛威をふるっています。
今回は「効果的な手洗い、うがいの方法」についてです。
1日5回以上手洗いをする人は風邪を引く可能性が45%減少するというデータがあります。
流水でさっと洗うだけでもよいのですが、人混みや病院など感染リスクの高い場所から帰宅した際には丁寧に洗いましょう。
石鹸などの界面活性剤は付着したウィルスを落としやすくします。泡立てながら15〜20秒かけて手の甲や指の間、指先、爪、手首まで洗うことがポイントです。
洗う際には流水で行ってください。基本的に石鹸は菌やウィルスを殺せませんから、洗面器などのため湯、ため水では再付着する可能性があり効果が半減します。
うがいも数回に分け、口の中とノドの奥というように分けておこなうと効果が上がります。ウィルスは口を経由しての感染よりも鼻孔を通っての感染が多いので鼻うがいを併用するとさらに効果がアップします。
鼻うがいは1日1回、帰宅後や就寝前がおすすめです。
正式には鼻から入れた水を口から出すことによって鼻腔内と咽喉部の付着ウィルスを洗い流すわけですが、コツが要りますので難しい方は鼻の中のすすぎだけでもいいと思います。
専用の器具と洗浄水が薬局でも売られています。
私が使っている器具です。↓
洗浄水は水道水でもいいのですが塩分がないために鼻腔の奥でしみます。1リットルの水に9グラムの塩を溶かした食塩水で洗うと痛くなりません。
このほかにも加湿器を使うことやマスクを着用することなども大切ですが、体内に入るウィルスをゼロにすることはできません。
一番大切なことは免疫力をしっかり保つことだと思います。
そのためにはきちんとした食事と十分な睡眠が基本ですね。
私も心がけてこの冬を乗り切りたいと思います。
Produced by かもめ針灸治療室
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