ひどい痛みではないものの、慢性的に腰や肩がつらい方、
特に冷えると症状の悪化する方に
ぜひおすすめなのが、温湿布療法です。
今回はこんにゃくを使う方法と、
ショウガを用いる方法を紹介します。
こんにゃく温湿布療法
こんにゃくを使った温湿布の特長は、
温かさが持続すること(15〜20分)、
湿熱のため内部への浸透力が強いので
よく温まり、冷めにくいのが特長です。
特に、腰やおなかなど
平らで広い面を温めるには最適です。
用意するもの
@角こんにゃく(なるべく厚めで大きいもの、小さいものなら2枚を重ねて使用します)
A乾いたタオル3〜5枚
やりかた
沸騰したお湯で10〜15分、こんにゃくをグツグツと煮たあと
タオルに包みつらい部分に当てます。
熱くなれば、場所をずらしたり
タオルをもう一枚多くしたりして、
熱さを調節してください。
※やけどにご注意ください。
生姜蒸しタオル温湿布
熱いお湯にショウガの絞り汁を入れ、
やけどをしないようにゴム手袋をはめて蒸しタオルを作ります。
ショウガは血管を拡張させ血流を良くしてくれます。
患部の芯が温まるまで何回か繰り返します。
蒸しタオル温湿布は肩や膝など、
こんにゃく温湿布がやりにくいところも簡単にでき、
準備も簡単で手軽にできます。
なお、ショウガは入れすぎると皮膚がピリピリしますので、
初めは少なめから始めて下さい。
Produced by かもめ針灸治療室
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2016年11月10日
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