2016年12月15日

腎兪(じんゆ)と健康

「一番大切なツボってありますか?」

こうした質問をたまに受けます。
ツボの数はWHO(世界保健機構)認定のものだけでも361あります。

それぞれに効能効果があり、
その組み合わせにより働き方も変わってきますので
どれが一番というのはありませんが、
私自身、一番使っているのが腎兪というツボです。


腎兪は腰椎の2番と3番の背骨の間から外側へ
3p位のところにあります。

治療に来られている方、ほとんど全員に
このツボにはハリかお灸をしています。

患者さんによっては多少の“響き(ひびき)”
(チクッとしたり、ズンと感じたり)を与えます。

ハリ治療2.jpg

東洋医学の古典には、
老化は腎の衰えから始まることや、
水分代謝、脳髄の働きや体温調節、
はては耳の働きを支えていること
なども記述されています。

女性では月経、妊娠、出産などにも
深く関与していると書かれてあります。

尿の生成が促進されるせいか、
治療直後にトイレに行きたくなったり、
翌朝のオシッコの勢いが良くなったりすることで
実感できることもあります。

Produced by かもめ針灸治療室

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posted by かもめ at 18:18| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学・鍼灸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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