今回は体外受精における採卵と鍼灸治療についてです。
採卵前日は鍼灸治療は控えたほうがいいと個人的には思います。
理由は鍼灸治療の刺激で排卵してしまうことを防止するためです。
採卵の前々日は大丈夫です。
採卵はある意味手術ですから、いろいろ準備が必要です。
その採卵日時が狂ってしまってはまずいわけです。
採卵当日も鍼灸治療は避けたほうがいいと思います。
採卵は小さいとはいえ、体に傷を負います。
麻酔が切れた後は痛みが強い方もいらっしゃいます。
当日はゆっくり自宅で休んでください。
体外受精の準備、つまりホルモン剤の注射や服用は生理終了前後からスタートするようです。
自然周期ですと生理終了から14日前後が排卵ですが、排卵誘発剤を使うことにより早まります。
その辺はケースバイケースですから、こまめに卵胞チェックをしながら採卵日を決めていくことになります。
こうした準備期間にも鍼灸治療をすることは卵の発育だけでなく、子宮内膜の良好な状態を作り上げる手助けになります。
生理中も本人が嫌でなかったら、鍼灸は定期的に行うと良いと思います。
Produced by かもめ針灸治療室
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2015年12月01日
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子供を作るという事は・・たいへんな事ですね。今年も12月・・一年が早くてね。益々頑張ってください。
気がつけば師走。
1年は早いですね。
忙しさに追われながらの毎日です。
でも、それが幸せなことかもしれませんね。
おからだ、いかがですか?
お互い、自分のペースでやって行きましょう!