腎不全から人工透析になって治療を受けている方は平成25年末で約31万人。
10年前と比べ8万人、率にして32%増加しています。
予備軍は1千万人以上ともいわれます。
毎日の尿チェックは腎臓病の早期発見にも役立ちます。
そして異常を感じた時は病院で検査を受けてください。
<色でチェック>
正常な色は、うすい黄色やうすい黄褐色です。
激しい運動後や多量飲酒翌日、風邪などでの発熱後は一時的に色が濃くなります。(特に朝一番の尿)
●赤褐色、茶褐色の濃い色の尿や混濁している尿:急性腎炎や腎結核などの恐れあり。
●白い尿:腎盂腎炎、膀胱炎など。(一時的な場合はさほど心配ありません)
<臭いでチェック>
排尿してすぐの尿は、わずかな臭いしかないのがふつうです。
紙コップにとって嗅いでみて、すぐに刺激臭を感じる場合は尿路感染症や膀胱炎が疑われます。
甘いにおいがするときは糖尿病の恐れがあります。
<泡でチェック>
一時的な泡は問題ありませんが、いつまでも消えない場合はたんぱく質が漏れ出ている可能性があります。
慢性腎炎や糸球体腎炎、肝臓や胆のうの異常などでも泡立ちます。
※確実にチェックするためには、白い紙コップに採尿することがベターです。
臭いもわかるからです。
最近は自宅で簡単にチェックできる尿試験紙も市販されていますので、併用するとなおよいでしょう。
Produced by かもめ針灸治療室
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2015年07月01日
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今年の夏は暑かったですねぇ!
まだ終わっていませんが…。(笑)
今週になって少し涼しくななり、気が緩んだせいか、どっと夏の疲れが出てきました。^^;
でんさんは大丈夫ですか?
お体を大切にお過ごしください。