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結婚の晩婚化や生活環境の変化、社会情勢の変化などにより、
欲しくてもなかなか子供ができないご夫婦が増えています。
そうした状況の中で、何とか子どもがほしい、
というニーズの高まりを背景に
近年、大都市を中心に不妊専門病院やクリニックが急激に増えてきています。
その結果、人工受精や体外受精などの、
いわゆる生殖補助医療による出生数の増加率は急激に上昇しています。
それを裏付けるデータがあります。
日本産科婦人科学会の発表によると
体外受精によって生まれた子供が、2002年は15200人で年間出生数の1.3%でしたが、
2006年は19600人と1.8%、
2012年は37900人で3.6%まで急増しています。
つまり、
2002年は100人に1人くらいだったのが
10年後の2012年では27人に1人、
クラスに1人くらい生殖補助医療で生まれた子がいることになります。
今、2015年で3年たっています。
私の予想では、全出生数の5%位になっていると思います。
20人に1人ですから、
クラスによっては2人いてもおかしくない状況
だと思います。
自然妊娠であっても生殖補助医療であっても、生まれてくる子供の命は同じですから
その辺は何ら問題はありません。
問題はご両親にかかってくる2つの負担です。
ひとつは経済的負担。
もうひとつは、精神的および肉体的負担です。
これから、不妊治療を検討している方のために
その辺のことを次回以降で書きたいと思います。
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2015年04月02日
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