2015年03月23日

不妊症と鍼灸(ハリきゅう)その3 科学的データ

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ハリ灸を併用するとどれくらい効果があるのかを、科学的に調査、発表されたデータがありますのでご覧ください。《新聞記事からの抜粋です》



不妊治療の効果 「針で」大幅改善

体外受精を5回以上行っても妊娠できなかった不妊症の女性114人に針治療を行ったところ、約4割にあたる49人が妊娠に至ったと、名古屋市の明生鍼灸院と明治鍼灸大の研究グループが10日、大阪市内で開かれている日本生殖医学会で報告した。

49人のうち4人は自然妊娠だったほか、30人は治療後1回目の体外受精で妊娠に成功したという。 不妊治療の専門家が集まる学会で、針治療による効果を示すデータが発表されるのは珍しい。

報告された114人の治療実績は、1998年2月〜2006年6月に、同鍼灸院を訪ねた不妊患者のうち体外受精を5回以上行っても妊娠しなかった女性のもので、治療は、週1〜2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。
    

2006年(平成18年)11月10日 夕刊 讀賣新聞より





ハリ治療で妊娠率アップ

体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせるハリ治療をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。

米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは、体外受精を受ける女性百六十人を二グループに分け、一方には体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後にハリ治療を実施。残りのグループには、ハリ治療をせず通常の体外受精を行った。

その結果、ハリ治療グループの妊娠率は42.5%に上り、通常治療の26.3%を大幅に上回った。体外受精の妊娠率は、高くても三割程度とされ、繰り返し治療を受けるカップルの精神的、金銭的な負担が問題になっている。

妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会のサンドラ・カーソン次期会長は「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。


2002年(平成14年)4月30日 夕刊 讀賣新聞より


少し解説を加えますと、

まず明治鍼灸大学のデータですが、治療対象者の「体外受精を5回以上実施しても妊娠できなかった女性」というのは、かなり妊娠がしづらい、厳しい条件の方たちということになります。

現在、体外受精の成功率は病院によって多少の差はありますが、25〜30%程度です。つまり体外受精を3〜4回行えばかなりの確率で妊娠できるということです。

したがって5回以上のチャレンジでも妊娠できていないということになれば、かなり厳しい状況といえるわけです。

そういう方たちの中から、約4割妊娠ということは、まさに驚きの数字といえます。
ハリってすごい!そう思いますね。

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米国生殖医療学会のデータについていえば、
同じ受精卵でも、子宮にもどす、いわゆる移植の前後にハリ治療をすることによって着床成功率が26%から42%にアップするというのですからこれも大変な数字です。

不妊症とハリ灸(その1)で紹介しました山村先生も、移植前後にもハリ治療をおこなうように患者さんに話をされるそうです。

ちなみに山村先生のところでは、これをすることにより

着床成功率は50%を超えています。

今回はいろいろ専門的な話になってしまいましたが、そもそも
「ハリって、不妊症にホントに効くの?」
という、素朴な質問、疑問が寄せられましたので参考にしてください。

「はい、しっかり効きます!」

不妊症と鍼灸(ハリきゅう)その4 を読む

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posted by かもめ at 18:53| 神奈川 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 不妊症と鍼灸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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