2007年04月25日

小児ハリについて(2)

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前回は小児ハリの基本的なことを書きました。

今回は使用する道具とやり方について書きたいと思います。

小児針セット.jpg左から、ホーキ針、松葉針、掻針、三角針、バチ針、長刀針、友好小児針。
つついたり、掻いたりするもので、体内に刺入しません。
見た目はまるでままごとセットですね。(笑



集毛針.jpgこれは集毛針といいます。
15本くらいの針先をつぼに当てて押すと、針が引っ込みます。
バネがついているのです。
まるでおもちゃ。(笑
リズミカルにカチャカチャとやるのですが、くすぐったがりの子は腰やおなかには使わないほうがいいかも。



ローラー針.jpgこれはローラー針といいます。
ギザギザにとがったローラーを皮膚にあて、経絡(ツボの流れ)に沿って転がします。
これはくすぐったくないので、私も大好きです。(爆







自宅でやるときに代用品として便利なのが、つまようじとスプーン。

つまようじは10本くらい束にして輪ゴムでしばれば、集毛針ができます。

スプーンは治療室でも使用していますが、これもまたいい効果が出せます。

やり方はつついたり、なぞったりするだけといたって簡単。

ただ、小児ハリ治療はごく軽い刺激が大事ですので、

何度か治療院に通ってやり方を教わるのがいいでしょう。

覚えてしまえば、つまようじ集毛針とスプーンでお子さんにやってあげられます。

赤ちゃんや幼児のちょっとした症状で困っている方は治療院に相談してみてくださいね。^^)



Produced by かもめ針灸治療室

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posted by かもめ at 19:57| ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 東洋医学・鍼灸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久しぶりのコメントです!
わが子はもう「お子さん」の域は過ぎたのですが
何歳くらいまでが対象なのですか?
中医学でも子供と大人と処方のたて方が違いますが、鍼灸もそうなのですね!
鍼灸で軽い刺激が大事なのはどうしてなのですか?
Posted by サト at 2007年04月25日 22:50
「つまようじ集毛針」以前にも教えて頂きましたよね?
やってみたのですが、素人がテキトーにやるので
チカラ加減が分からず、
あちこち赤くなっただけでした(^^;)
Posted by 絵夢 at 2007年04月26日 00:03
サトさんへ

お久しぶりでした。^^)
そうですね、成長の度合いや性格的な要素で幅がありますが、おおむね小学校低学年まででしょうか。

鍼灸治療における刺激量の決定はケースバイケースなのですが、小児ハリの刺激はとくに軽くします。(経験的にもそのほうがいいみたいです。)
皮膚知覚や反射系が大人より敏感なのではないでしょうか。
はっきり言って、よくわかりません。(爆


絵夢さんへ

そうです、ほんのり赤みがさすくらいでいいのです。
ツボ刺激の原則は『過ぎたるは及ばざるより悪し』ですから、
ムキになってやり過ぎないようにしてくださいね。^^)
中途半端が嫌いな絵夢さんのことだから、きっとトコトンやっちゃってるような気がしますので…。(笑
Posted by かもめ at 2007年04月26日 19:26
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