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小児ハリについて(1)に戻る
前回は小児ハリの基本的なことを書きました。
今回は使用する道具とやり方について書きたいと思います。

つついたり、掻いたりするもので、体内に刺入しません。
見た目はまるでままごとセットですね。(笑

15本くらいの針先をつぼに当てて押すと、針が引っ込みます。
バネがついているのです。
まるでおもちゃ。(笑
リズミカルにカチャカチャとやるのですが、くすぐったがりの子は腰やおなかには使わないほうがいいかも。

ギザギザにとがったローラーを皮膚にあて、経絡(ツボの流れ)に沿って転がします。
これはくすぐったくないので、私も大好きです。(爆
自宅でやるときに代用品として便利なのが、つまようじとスプーン。
つまようじは10本くらい束にして輪ゴムでしばれば、集毛針ができます。
スプーンは治療室でも使用していますが、これもまたいい効果が出せます。
やり方はつついたり、なぞったりするだけといたって簡単。
ただ、小児ハリ治療はごく軽い刺激が大事ですので、
何度か治療院に通ってやり方を教わるのがいいでしょう。
覚えてしまえば、つまようじ集毛針とスプーンでお子さんにやってあげられます。
赤ちゃんや幼児のちょっとした症状で困っている方は治療院に相談してみてくださいね。^^)
Produced by かもめ針灸治療室
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わが子はもう「お子さん」の域は過ぎたのですが
何歳くらいまでが対象なのですか?
中医学でも子供と大人と処方のたて方が違いますが、鍼灸もそうなのですね!
鍼灸で軽い刺激が大事なのはどうしてなのですか?
やってみたのですが、素人がテキトーにやるので
チカラ加減が分からず、
あちこち赤くなっただけでした(^^;)
お久しぶりでした。^^)
そうですね、成長の度合いや性格的な要素で幅がありますが、おおむね小学校低学年まででしょうか。
鍼灸治療における刺激量の決定はケースバイケースなのですが、小児ハリの刺激はとくに軽くします。(経験的にもそのほうがいいみたいです。)
皮膚知覚や反射系が大人より敏感なのではないでしょうか。
はっきり言って、よくわかりません。(爆
絵夢さんへ
そうです、ほんのり赤みがさすくらいでいいのです。
ツボ刺激の原則は『過ぎたるは及ばざるより悪し』ですから、
ムキになってやり過ぎないようにしてくださいね。^^)
中途半端が嫌いな絵夢さんのことだから、きっとトコトンやっちゃってるような気がしますので…。(笑