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Aさんからハガキが届いた。
数年前、治療に来ていたそのAさんから久しぶりの電話があったのは3月の末。
1週間前から急に片方の耳が聴こえなくなってしまったというのだ。
「ハリで治るでしょうか?」と…。
病院で検査したのと聞くと、行っていないという。
実はAさん、大の病院嫌い。
聞くと風邪を引き、熱が39度近くまで上がり1週間仕事を休んだとのこと。
「ハリ治療よりまず病院へ行きなさい。明日といわず今日にでも…。
それも入院施設のある病院がいいですよ。」
「入院しなきゃいけないんですか?」
不安そうなAさんの声。
「検査しないとなんとも言えないけれど、突発性難聴は手遅れになると
回復しにくくなるから1日でも早い方がいいですよ。」
ハガキには受診した病院で即日入院させられ、10日後に退院した旨が書かれてあった。
聴力は9割がた回復し日常生活上ほとんど支障ないが、
少し耳鳴りや耳がこもる感があるので落ち着いたら鍼治療を受けたいとのこと。
主治医から
「あのまま放置していたら、回復は難しかったかもしれないよ。」と、言われたそうです。
あの時電話で言ってもらえて本当に助かりましたと…。
難聴にも突発性のものと、徐々に進むタイプのものがあります。
徐々に進むタイプのものはそれほど急ぐ必要はないのですが、
突発性の場合はグズグズ様子を見ていてはいけません。
原因は現在のところ、ウィルス感染説や内耳の血流循環障害などが言われますが、
定かではありません。
内耳のリンパ液が何らかの原因で漏れて突発性難聴が起きることもあります。
この場合は手術が必要になります。
症状が1ヶ月以上続くと完治は不可能になるようですから、
いずれにしても突発性難聴は早く病院へ、ですよ。^^)
2009.2.17追記
最近の鍼灸治療でこうした今までの常識・状況に変化が出てきました。
「突発性難聴に朗報 (その1)」をごらんください。
なおホームページにはトピックスとして最新情報を掲載していますのでご覧ください
Produced by かもめ針灸治療室
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2007年04月16日
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耳鳴りの治療
Excerpt: 先日の病院での診察結果は「騒音性の耳鳴り・難聴は治りません」というものでした。かなり凹んで帰宅し、ネットなどで調べ物をしていると針灸で治ったという記事を見つけたので、ダ...
Weblog: The Awavy
Tracked: 2007-05-28 13:50
(セミを飼っています^^; しかも油蝉)
突発性難聴の内に入るのかしら....
数時間で治まるのを何回か経験しました。
頭の中の異変は恐いですね。
かもめさんのお陰で、その方は難を逃れましたね。(^▽^)
油蝉ですか、かなりうるさいですね。^^)
突発性難聴と耳鳴りが一緒に起こっている場合は、病院直行です。
耳鳴りだけの場合はそれほど慌てることはありませんが、だんだんひどくなる場合、吐き気をともなう場合は念のため検査が必要でしょうね。
私のように、都合の悪いときだけの難聴は全く心配ありません。(爆
このところ、寒暖の差が激しかったですね。
体もついてゆけず大変でした〜。^^)
肩こり、つらそうですね。
熱湯にショウガの絞り汁をいれ、(入れすぎるとひりひりしますので、適量に…笑)熱い蒸しタオルを作って、肩に何回か当ててみてください。
血行が良くなって楽になると思いますよ。
素手だとヤケドしますので必ずゴム手袋してくださいね。^^)