毎年この時期になると、そこの学生たちが体験治療にやってきます。
費用は学校が出してくれますが、後日、レポートを提出しなければなりません。
つまり、授業の一環ということですね。
いい学校だなぁ〜。
実は私の母校です。(笑)
今年もすでに数名の方が来られました。
10代〜60代までと年齢もまちまちで、私もよい刺激を受けました。
将来の目標、夢に向かってぜひ頑張ってほしいと思います。
学生の皆さんを見ていると、その当時の自分が懐かしく思いだされます。
30代の妻子持ちが、会社を辞めて、遠い秋田から小田原の専門学校に入学したのです。
面接の時に学園長から、
「奥さん、子どもさん抱えてこれからの生活、大丈夫?
勉強も大変だし、よ〜く考えたほうがいいよ。」
と、言われたのをよく覚えています。
でも、その時点ではもう会社は辞めてしまっていましたし、不動産屋でこっちの住居も面接に来る前に決めてしまいましたし…。
「いまさら戻れないんです。」
まだ合格もしていないのに、気が早いねと笑われましたが…。
あれからもう、25年が経ちました。
夢中でやってきました。
気がついたら25年、この道で生きてきました。
妻に支えられ、子どもたちに励まされ、なんとかやってきました。
今だって決して楽ではありませんが、鍼灸の道を進んでこれて心底よかったと思っています。
来年からは少しずつ、のんびりペースにして、体の続く限り現役でいたいと思っています。
ガンバレ、学生たち!
ガンバレ、将来の治療師たち!
Produced by かもめ針灸治療室
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