82歳になる父は、入所していたグループホームで激しい嘔吐を繰り返し、
かかりつけ医院へ搬送されたあと、さらに総合病院へ転院したのだという。
初めはノロウィルスと思われたが、検査の結果、陰性であった。
しかし血液検査で白血病の疑いありと告げられた。
詳しい数値を聞いてみると
赤血球:150万個/cc 白血球:1500個/cc 血小板:55000個/cc
と、軒並み標準値の1/3〜1/4しかない。
このままでは危険なので、とりあえず輸血が必要とのことで同意書を渡されたのだという。
白血病?なんとなく釈然としない。
兄に電話をしてみる。
主治医とすでに電話で話をしたようで、
「白血病かどうかは週明けでないとはっきりしないが、仮に白血病でないにしろ骨髄性の病気の可能性がある。
この数値だと病原菌やウィルスが入り込んだ場合、体力的に持たないかも…。」
と言う。
白血病か再生不良性貧血か……。
しばらく父とは会っていない。最近は電話しても耳が遠くてほとんど会話が成り立たない状態。
それに加え1年前から認知症が始まり、この半年は周囲に迷惑をかけるようになってきていた。
いま帰らないと、生きて会えないかもしれない、そんな気がして旅行代理店に電話をかけた。
明日は土曜日。診療が終わるのは夜7時。月曜の午前中には帰ってこなければならない。
その旨を伝えると夜行高速バスを勧められた。
池袋発だと病院のある市まで直行しているし、出発も夜10時。これなら間に合う。
そうか、その手があったか。^^)
昔、営業マンをしていた頃、何度か利用したことがあった。
新幹線より楽。ぐっすり寝て、目覚めたら目的地に着いている。
なにより安い。出張旅費を浮かすことができた。
早い話がチョロマカシ。もう時効だよね…。(爆
そんな訳で、週末の診療が終わるやいなや、まるでスパイダーマンよろしく着替え、駅まで急いだ。
何としても10時までにバス停にたどり着かねば…。
9時40分、小雨ふる池袋に到着。
傘を持たないかもめはバス乗り場を探して濡れ歩き、出発10分前に座席に着くことができた。(やれやれ ^^;)
乗務員が車内放送を始めた。
なつかしい田舎なまりが心地いい。
目覚めたら窓の外は一面雪景色だろうか…、などと考えながらゆっくりとリクライニングを倒す。
その時点では体調はすこぶる良かったのだが…。
続きは次回ということで…。(いつもの尻切れトンボならぬ尻切れカモメですみません。^^)
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何よりかもめさんもお大事になさって下さい。
DVDのお礼もなかなかできず、今ちょっとした理由があって心の余裕が無くて、ブログを覗かせていただいてびっくりしました。
お互い、老親の心配とともに、自分の健康の心配もしなければなりませんね。
お二人のご無事を祈りつつ、続きを待っています。
DVD、私もまだ見られずにいます。速攻で送っていただいたのに、すみません。
大丈夫、父は生きております!(笑
DVDのお礼なんていいんです、私が勝手に送ったのですから…。^^)
サトさんこそ何か大変そうで…、お体注意してくださいね。
medwriterさんへ
年老いた親を持つと、電話が来るたびドキッとしてしまいますね。
DVDは私のほうからmedwriterさんに見て欲しくて送ったのですから、気になさらずに時間ができたときにゆっくり観て下さい。^^)
でんさんへ
いざとなると秋田は遠いですね〜。(笑
すっかり皆さんにご心配をおかけしましたが、お蔭様で父は回復に向かっています。
続きはのんびり待っててください。^^)
大変な理由の一部を少しずつアップしていきます^_^;
またのぞいてみて下さいね。
親は大変です!
いつも有難うございます。
強行軍がたたったのか、風邪にやられてこの1週間つらい毎日です。(トホホ。)
でんさんもお気をつけください。^^)
サトさんへ
ホント、親は大変ですよね。
まぁ、おんなじ苦労を自分も親にかけたん
でしょうが…。(笑い
記事、楽しみにしています。^^)