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突発性難聴の治療で来られる患者さんが年々増えています。
ホームページやブログを見ての電話やメールが多いようです。
小田原市外の方も多く、ほぼ神奈川県内全域です。
一掌堂治療院の藤井先生 が確立されたこの治療法を、突発性難聴に苦しんでおられる方に是非知っていただき、あきらめずに希望を持ってほしいと思います。
2年前に「突発性難聴に朗報(1〜3)」を書いてから、だいぶ時間が経ち、この間のいろいろな症例や傾向などを整理してお知らせしようと、続編を書くことにしました。
今回は、発症後3年が過ぎてしまった突発性難聴にともなう
ひどい耳鳴りが大幅に改善した例です。
突発性難聴に朗報(3)で紹介したSさん のその後なのですが、2年たった現在、すっかり耳鳴りが影を潜め、元気いっぱいです。
Sさん自身、その当時はハリ治療に乗り気ではなかったと言います。
週3〜4回の集中治療をやったのですが2ヶ月くらいはパッとせず、やっぱりダメなのかなとあきらめかけたそうです。
発症してから3年がたっていますし、あちこちの医者からサジを投げられていましたから…。
弱気になったSさんを支えたのが息子さんと娘さんでした。
実は息子さんの職場の同僚が突発性難聴になり、たまたまここで治療を受けて完治していたのです。
息子さんと娘さんは
「3年苦しんできたのだから、3年頑張ってみたら?
それでダメならあきらめようよ。」
と言ってくれたそうで、そのひとことで気を取り直したそうです。
3か月目から徐々に効果が出始めて、半年後にはほとんど日常的にはつらさを忘れているほどになりました。
あの時二人が励ましてくれなかったら、きっと一生あの苦しみが続いていたかもしれないと話しておられます。
私自身も正直言うと3年たっており、常識的にはほとんど厳しい状況だな、と思っていました。
この症例が私に、
突発性難聴はハリでかなり治る!
という確信を持たせてくれました。
どの程度改善しているのか知りたかったのですが、ご本人はもう病院へは行きたくないらしく、
数値的なデータが把握できないのは少し残念ですが…。(笑)
むろん、長期に時間経過した突発性難聴の回復が難しいことには変わりありません。
発症後早く治療を始めれば始めるほど、治療効果が高い傾向は明確に出ていますから…。
けれど、こうした例もあるということを知っていただいて、
あきらめないでやってみる価値はありますよ、といいたいのです。
続編の、突発性難聴に朗報(その5)を読む
突発性難聴について、ホームページに詳しい特集がありますのでこちらも参考にしてください。
→トピックス『突発性難聴と鍼灸治療』
Produced by かもめ針灸治療室
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2012年01月20日
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