あなたのクリックが励みになります!人気blogランキングへ
― かもめ、危うし!? ―
緊急入院顛末記(その1)に戻る
前回(その4)に戻る
パンツ以外はすべて脱がされ、手術着(?)をつけられ処置台の上に…。
メガネも取られているので全てがボーッと。
しげしげとあたりを見回している間に、心電図の再検査。
それが終わると、処置台の左に大型のカメラとモニターがセットされる。
結構大掛かりな装置。
そうしている間にも看Aが左手首の静脈に点滴用の針を入れ、輸液の袋をぶら下げてゆく。
私 「あの〜、だいぶ悪いですか?」
医師 「心筋梗塞が疑われますが、ひょっとすると心筋炎かもしれません。」
注射を手にしたドクターは、私の右手首をアルコールでビチョビチョに拭きまくっている。
看Bが私の右腕を処置台にテープでぐるぐる巻きに固定している。
医師「ちょっと痛いよ、麻酔の注射だからネ。」
(ウオッ!と思うほど、確かに痛かった〜。)
医師「腕、動かさないでね。ガマンしてよ〜。」
右手首にチクンとした痛みが数回、走る。
動脈にカテーテルを入れているよう。
痛みがスーッとなくなると、胸の上に大型レンズをつけたカメラが移動してきた。
まるで生き物のように首を振り出した。
医師が手に持ったリモコンで操作している。
真上にいたかと思うと脇腹のほうへ行ったり、上下に移動したり、自由自在に動いている。
ベッドサイドのモニターに画像が映し出された。
心臓の動きとそれにつれて揺れ動く血管の様子がみえる。
そして血液がピューッ、ピューッと流れている。
カメラが移動するたびにモニター画像も変化し、時々「カシャッ」と音がして映像が止まる。
私も目を凝らしてみてみるが、メガネなしではどうにもよく見えない。
(見えたにしてもよく解らないだろうけど…。)
病院の処置室で心臓カテーテルをされていること自体がピンとこない。
とってもリアルな夢を見ているような気分。
いったいどれだけの時間が経過しているのか…。
時間の感覚が麻痺していた。
「血管はだいじょうぶだなぁ。」
ポツリと医師。
「ハァ、そうですか…。」
と、安堵の私。
(よかったァ。心筋梗塞でなかった!)
しかし、医師の口からショッキングな言葉が…。
「ちょっと長くなるかも知れんよ。」
(エーッ!そんな…!)
その時、妻がやってきた。
Produced by かもめ針灸治療室
ありがとうございます。
この夏はこたえますね、お互い。(笑
でんさんも、無理しないでくださいね。
どうなってくるかわかりませんが、
怖かったでしょうね。
できたらお世話になりたくないです…(-_-;)
かもめさん、見せ場をよくご存知で!(笑)
もう、作家みたい。早く続きを〜〜〜
気になるわぁ
それにしても自分の血流をみるとは、医療ってほんとに進歩してるんだなぁと思う瞬間です。
妻の反応はいかに?
続きを楽しみに待ってます!
あれよあれよという展開で、思考回路がついていけませんでしたので
恐さを感じるヒマなかったです。^^)
そんなに褒めてもらえるなんて、ホントうれしいです。
芥川賞ならぬ絵夢賞をめざし、頑張って書きます!(爆
目の前で繰り広げられた光景が、今でも生々しく甦ってきます。
貴重な体験をしたなぁ〜。(今だから笑える。^^)
副賞は『ぬりえ』です(笑)
脳のトレーニング用のぬりえですよ。
今流行っています。 (^-^*)
ぽちっ しにきますた!
大変光栄です、ありがとうございます。^^)
副賞の『ぬりえ』、さっそく活用させていただき脳細胞の退化にストップをかけたいと思います。(爆