2006年06月28日
静脈瘤と塞栓病
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静脈瘤という病名はご存知の方、多いと思います。
ふくらはぎに青い血管が浮き出て、ひどい場合はボコボコと蛇行している方もいます。
血液の循環不良が原因ですから、脚がむくみ、だるさや痛みが出てきます。
進行すると炎症がおきて熱を持ったり、潰瘍ができたりしてやっかいになります。
もうひとつ静脈瘤で気をつけなければならないのが塞栓(そくせん)病です。
血液が流れず、滞ると血の塊、血栓ができます。
これが体をめぐって、脳で詰まると脳塞栓、肺で詰まると肺塞栓を起こします。
エコノミー症候群や手術後の肺塞栓、寝たきりの方の塞栓病も血栓が原因といわれます。
『筋ポンプの活用が健康を左右する』で書きましたが、静脈瘤の予防には筋ポンプをこまめに働かせることです。
とくに下半身の静脈血は重力のため、溜まり込みやすいので注意が必要です。
立ち仕事が長い方、いすに腰掛けての方もずっと同じ姿勢が長い方は、時々屈伸運動をしてください。
休憩時間には脚を高くして休んだり(ちょっと行儀は悪いけど…。)
求心性マッサージ(心臓に向かってのマッサージ)をしたりすることによりかなり防げます。
マッサージのやり方については『脚のむくみのツボ療法』を参考にしてください。
静脈瘤防止のソックスも市販されています。
私も立ち仕事なのでいくつか持っていますが、履いているだけで循環を助けてくれるので重宝ですよ。
それと、お台所に小さな踏み台をひとつ用意して、片足を乗せて仕事をすると、あんがい楽です、これが…。^^)
5センチ位の高さで、片足が上がる程度の面積があれば結構です。
高すぎるとかえってやりにくいかもしれません。
ときどき、乗せる足を替えてあげるといいでしょう。
Produced by かもめ針灸治療室
この記事へのトラックバック
今、健常側の左脚の疲れがMAXなのです。
脚がヨロヨロになってくると、高く上げ暫し休息。
静脈瘤防止のソックス って『スリムウォーク』みたいに
締め付けるヤツですか? むくみを取るという品ですが、
それとは違う? (゚-゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)
多分同じだと思います。
防止ソックスは、所々編み方を変えて締め付け圧力を変化させています。
でもやっぱり手でマッサージしたほうが早くて確実なようです。(笑
昨日はディで疲れたでしょ、ごくろうさまでした。^^)