来る日も来る日もショッキングな映像にさらされ、心は怯え、胸をギリギリ締め付けられる毎日でした。
私自身も余震が続くころは常に体が揺れている感じがして、そのたびにカレンダーが振れていないかをチェックするようでした。
また、津波に襲われる夢も見ました。
テレビで繰り返し繰り返し流されていた映像が、脳に強烈に刷り込まれてしまったのでしょうか。
小田原の私でさえこうなのですから、被災地や近隣の方々の精神状態は察するべくもありません。
それに加えて、原発事故による放射能汚染が大気だけでなく、野菜や飲み水、さらには海の汚染で魚介類まで広がってきている不安感。
これからわれわれはどうなるのだろう、日本は一体どうなるのだろう、みな、心の底に感じているのだと思います。
震災後、
自律神経系の不調を訴える方の相談が増えています。
たとえば夜中になんども目覚めてしまい熟睡できなくなった、という睡眠障害の方。
余震でもないのに、体がしょっちゅう揺れている気がして気分が落ち着かない方。
突然動悸がして胸苦しさを覚えたり、わけもなくイライラしたり気分が落ち込んでしまうという方。
などなど…。
診察を受けたが特に悪いところはなく、
自律神経の薬を処方されて飲んでいるがパッとしないので鍼灸やツボ療法はどうでしょうか?
という相談が増えているのです。
ツボ療法の一例をご紹介しますので、参考にしてください。
自律神経失調症のツボ療法
不眠、浅眠のツボ療法
爪もみ療法
自律神経失調症は症状や原因により治療法がケースバイケースのことが多いです。
思うように効果が出ないときは専門の鍼灸マッサージ師に相談してくださいね。
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