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鍼灸院経営のヒント集(1)に戻る
@カルテは必ず書く
基本的なことですから当然ですよね。^^)
自分のための貴重な財産になるし、患者さんにも安心感を与えます。
私の場合のカルテは治療内容とともに、余白は『ちょこっとメモ』となっています。
たとえば、<改築中>とか<孫来てる><来週旅行>などの断片情報を書いておきます。
次回の治療時に、このメモがおおいに役立ちます。
「旅行どうでした? 膝はだいじょうぶでしたか?」
などと聞いてあげると、うれしそうにされます。
誰でもそうですよね、自分のことを気にかけてくれていると思うと、
ちょっとうれしい…。^^)
前回の記事で『信頼は 満足の積み重ねによってのみ 得られる』と、書きました。
ちょっとしたメモが『小さな満足』を生み出すひとつの道具になると思います。
『大きな満足』は毎回差し上げられませんが、『小さな満足』なら可能です。
Aピンチはチャンス
たとえば予約制でやっていると、時間に遅れたり、日時を間違えて
来られる患者さんがおられます。
あとの患者さんが詰まっている場合などは、困った事態発生!ということになります。
その時どういう対応をとるか…。
こういうときこそ、チャンスです!
自分を売り込むいい機会が与えられたと思って、やさしく接してください。
それでなくても、患者さんは恐縮しているのです。
「お互い様ですよ、なんとかしますから心配しないでね。
ただ、予約の方の合間を縫ってやりますからいつもより
時間かかりますけどいいですか?」
患者さん達の前で人柄を堂々とアピールできるチャンスです。
(そのあとは汗かきながらガンバルしかないが…。^^;)
くれぐれも『医療現場での言葉の暴力』に出てくる先生のような言動は禁物です。
ピンチを前向きにとらえれば、チャンスになると思います。
私の恩師はスタッフがハリを抜き忘れしたとき、その日のうちに患者さんの自宅まで
出向いて謝罪し、一層その方の信頼を厚くしたことがありました。
クレームも誠意を持って対処すれば、信頼獲得のチャンスになるということですね。
そろそろ『鍼灸院経営のヒント集』もネタが尽きてきました。(笑)
次回、最終回は『患者さんの立場で考える』というテーマで書いてみたいと思います。
(ラストスパートだ!がんばるぞー!この1週間、あぁ疲れた…。^^;)
Produced by かもめ針灸治療室
かもめさんの人柄に惹かれて、ボチボチ拝見
しています。リンク貼っても宜しいですか?
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かもめさんの『ヒント集』毎回楽しみにチェックしていました。もう終わりなんですね。次回の投稿でも勉強させていただきます。
そんなふうに言っていただけると本当に嬉しいです。
リンク是非、お願いします。
こっちは勝手ながら、すでにリンク貼らせてもらってました…。^^)
>クリ助さんへ
ずっと読んでいただいてありがとうございます。
ヒント集なんて名づけるほどのものではないと思ってますので、そう言って頂けるととても嬉しいです。
これから開業、という方や学生さんに
「こういう考え方もあるよ、よかったら参考にして!」
みたいな気持ちで書いてます。
おかげで、私自身も頭の整理ができてよかったと思います。
これからもよろしくお願いします。<(__)>