2006年05月13日

鍼灸院経営のヒント集(8) @カルテは必ず書く Aピンチはチャンス

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@カルテは必ず書く

基本的なことですから当然ですよね。^^)
自分のための貴重な財産になるし、患者さんにも安心感を与えます。

私の場合のカルテは治療内容とともに、余白は『ちょこっとメモ』となっています。

たとえば、<改築中>とか<孫来てる><来週旅行>などの断片情報を書いておきます。

次回の治療時に、このメモがおおいに役立ちます。

「旅行どうでした? 膝はだいじょうぶでしたか?」

などと聞いてあげると、うれしそうにされます。

誰でもそうですよね、自分のことを気にかけてくれていると思うと、
ちょっとうれしい…。^^)

前回の記事で『信頼は 満足の積み重ねによってのみ 得られる』と、書きました。

ちょっとしたメモが『小さな満足』を生み出すひとつの道具になると思います。

『大きな満足』は毎回差し上げられませんが、『小さな満足』なら可能です。



Aピンチはチャンス

たとえば予約制でやっていると、時間に遅れたり、日時を間違えて
来られる患者さんがおられます。

あとの患者さんが詰まっている場合などは、困った事態発生!ということになります。

その時どういう対応をとるか…。

こういうときこそ、チャンスです!

自分を売り込むいい機会が与えられたと思って、やさしく接してください。
それでなくても、患者さんは恐縮しているのです。

「お互い様ですよ、なんとかしますから心配しないでね。
ただ、予約の方の合間を縫ってやりますからいつもより
時間かかりますけどいいですか?」

患者さん達の前で人柄を堂々とアピールできるチャンスです。
(そのあとは汗かきながらガンバルしかないが…。^^;)

くれぐれも『医療現場での言葉の暴力』に出てくる先生のような言動は禁物です。

ピンチを前向きにとらえれば、チャンスになると思います。

私の恩師はスタッフがハリを抜き忘れしたとき、その日のうちに患者さんの自宅まで
出向いて謝罪し、一層その方の信頼を厚くしたことがありました。

クレームも誠意を持って対処すれば、信頼獲得のチャンスになるということですね。

そろそろ『鍼灸院経営のヒント集』もネタが尽きてきました。(笑)

次回、最終回は『患者さんの立場で考える』というテーマで書いてみたいと思います。

(ラストスパートだ!がんばるぞー!この1週間、あぁ疲れた…。^^;)

Produced by かもめ針灸治療室






posted by かもめ at 21:40| ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 鍼灸院経営のヒント集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。食わず嫌いな筈の鍼灸ですが、
かもめさんの人柄に惹かれて、ボチボチ拝見
しています。リンク貼っても宜しいですか?
応援のポチ!
Posted by 絵夢 at 2006年05月14日 01:59
いつも『ツボ日記』にコメントありがとうございます。ご経験からのコメントためになります。

かもめさんの『ヒント集』毎回楽しみにチェックしていました。もう終わりなんですね。次回の投稿でも勉強させていただきます。
Posted by クリ助 at 2006年05月14日 02:12
>絵夢さんへ
そんなふうに言っていただけると本当に嬉しいです。
リンク是非、お願いします。
こっちは勝手ながら、すでにリンク貼らせてもらってました…。^^)

>クリ助さんへ
ずっと読んでいただいてありがとうございます。
ヒント集なんて名づけるほどのものではないと思ってますので、そう言って頂けるととても嬉しいです。
これから開業、という方や学生さんに
「こういう考え方もあるよ、よかったら参考にして!」
みたいな気持ちで書いてます。
おかげで、私自身も頭の整理ができてよかったと思います。
これからもよろしくお願いします。<(__)>
Posted by at 2006年05月14日 11:54
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Tracked: 2006-05-14 16:40