2006年05月02日

アンチエイジングと鍼灸(その1)

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最近、アンチエイジングという言葉が注目されています。
抗加齢、抗老化という意味だそうです。

ただ、現在のアンチエイジングは、見た目の若さ、若返りのための
美容や化粧品、サプリメント販売が主流のようです。

からだ内面のアンチエイジングこそ最も大切と思うのですが…。

老化を体内から防止することは、健康増進や病気予防にもつながります。

東洋医学の考えでは、老化と関連が深いのは『腎』です。
(腎臓そのものではなく、腎という名称のシステムです。
詳しくは『腎と腎臓のちがい』を参照してください。)

『黄帝内経』という中国最古の医学書に、腎について次のような
記述があります。

『精を蔵し、生長・発育・生殖を主(つかさど)る』

少し説明を加えます。

腎は『先天の精』(両親から受け継ぐ)と『後天の精』(飲食など
から得られる)から生成される『精』を貯蔵します。

その『精』は生命体の基本物質となって、生長、発育、老化、
死亡の全経過にかかわるのです。

私は日頃から、どんな症状の患者さんにも腎のツボを
必ず併用しています。
ということは、アンチエイジングを先取りしていた?……^^;)

滋腎益精(腎を助けて、精の生成を促す)の処方として、

ハリなら『腎ゆ』 『気海』 『足三里』 『太けい』などを用います。

中医学では鍼灸も漢方も同処方のもとに治療してゆきます。
ツボを使うのか、生薬を使うのかの違いだけです。

漢方なら『熟地黄』 『山薬』 『サンシュユ』 『牡丹皮』
などの生薬が補腎作用で有名です。

代表的な補腎薬である六味丸(六味地黄丸)は、この4種に
『タクシャ』 『ブクリョウ』を加えたものです。

老化現象からくる耳鳴り、難聴、視力減退、排尿障害などに
よく処方されます。

さらに、冷えや、腰の重だるさがある方には、『桂枝』 『附子』
を加えた八味丸が処方されています。

現実に『腎』が老化と深く関わっていること、何となく解って
くれましたか?^^)

次回は『アンチエイジングと鍼灸(その2)』
ということで、食事や生活面での簡単なアドバイスを書きたいと思います。

Produced by かもめ針灸治療室






posted by かもめ at 19:03| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学・鍼灸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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