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ある方から「高齢化社会に向けての5つの心得」なるものを
教えていただきました。
@ いくつになっても歩ける。
A いくつになってもボケない。
B いくつになっても下の始末は自分でする。
C いくつになっても少しは人のためになろう。
D 死ぬ前には1週間だけ寝つく。
Dの意味をたずねたところ、次のような答えがありました。
「何年も寝つくと嫌われる。かといって、あっさりポックリでは惜しまれる暇がない。遠くの親戚、縁者も駆けつけて最後の挨拶をしてからあの世に行くためには、1週間がちょうどいいのです。」、とのこと。
ウーンと、うなってしまいました。複雑な心境ながら納得できます。
この心得どおりの老後を送り、人生の最後を迎えられたら
どんなに幸せでしょう。
(『ある旅立ち』のおばあちゃんもうらやましいと思いますが…。)
どうすればこのような逝き方ができるのでしょうね。
ポイントは大病をしないよう健康管理をすることだと思います。
停電して電気の有難味が分かるように、大病をして初めて健康の有難さが分かります。電気は復旧すれば元通りになりますが、健康はそうはいきません。大病をしてしまうと完全な健康体には戻れません。だからこそ健康なうちに、将来のために考えることが大切と思います。
生活習慣病(成人病)に対して現代医学は大きな壁に突き当たっています。医療費がかさむ割に病気は治らず、病人は増加の一途です。
21世紀は予防医学の時代になるでしょう。治療の手段で悩むより、病気にならない体を日頃から作って維持管理することがベストの方法です。
症状の軽いうちに手を打ってこじらせない。病気の芽を早く摘む。痛いのもつらいのも結局は自分持ち、誰も代わってはくれません。自分の体は自分で守るしかないのです。
今まで健康はお医者さんが守ってくれるもの、病院で治してもらうものという考えでした。これからは自分が努力して築き、維持してゆく、医療機関はあくまで脇役であり、主役は自分自身であることを自覚する必要があるでしょう。
無理のない範囲内での軽い運動や上手なストレス発散法、そして自分なりの健康法を見つけ根気よく継続してゆく。こうした考え方、姿勢が大病から身を守ります。
Produced by かもめ針灸治療室
2006年04月22日
この記事へのトラックバック
なるほど一番良い「さよなら」の仕方ですね。
常日頃の健康管理が大事ですね。
この心得・・紙に書いておくと良いですね。
忘れないように・・有り難う!。
いつもありがとうございます。私も自分の心構えとして努力したいと思います。
『言うは易く行なうは難し』ですが…。^^