2006年03月02日

医療現場での言葉の暴力

いつも元気なTさんが、なんとなく様子が変なので聞いてみたら、
昨日、病院でイヤな事があったと言います。

TさんはC型肝炎の治療で、長年病院にも通っています。
最近、担当医が代わって、昨日は初対面だったそうです。

結構年配で、かっぷくの良いその医者はカルテを覗き込みながら

「あんたもえらい病気しちゃったね!
C型は悪くなることはあっても良くなることがないから、たち悪いよなぁ!
そんで最後は肝臓ガンだもんなぁ!
まぁ、ガンバローよ!」

大声でそう言うと、ガハハと笑ったそうです。

医者に悪意はなかったかも知れませんが、Tさんは心に傷を受けました。


ある鍼灸院では、1分でも予約時間に遅れると、どんな遠くから
来ている患者でも治療を拒否されるそうです。

以前そこに通院していたUさんは、電車が遅れ、駅からタクシーを
飛ばしたけど間に合わず、その日は治療を受けずに帰ってきました。
帰り道、Uさんの胸中はどんなだったでしょうか?
治療以前に考えなければならないことがあると思います。

患者さんは治療する側の人間に比べ、肉体的にも、精神的にも弱者です。
そういう方を、さらに不安に追い込んだり、動揺、落胆させて
何のための治療なのでしょうか?

ツボ日記のクリ助氏の記事を昼休みに見ました。
情けない同業者がいるものですね。

われわれ治療者は、人間性あっての技術でなければならない、
自省しながら、とても考えさせられた一日でした。

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Produced by かもめ針灸治療室
posted by かもめ at 21:22| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 医学全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も患者さんから病院で言葉の暴力を受けた話を聞くことがあります。「病気だけ見て、人を見ない」医者がいることに憤りを感じます。

今日は、患者さんへの話し方にいつも以上に気を付けました。ちょっとぎこちなくなってしまったような気もしますが…。医療者にとって、言葉は大切なテーマですね。
Posted by クリ助 at 2006年03月02日 22:41
コメントありがとうございました。
クリ助さんのブログ、ちょくちょく見せてもらっています。

私は始めたばかりの初心者ですが、「ツボ日記」のような
温かみのあるサイトをめざしたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by かもめ at 2006年03月03日 21:50
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Tracked: 2006-03-02 22:42