ひとくちにめまいといっても、いくつかの種類があります。
グルグルと回るようなめまい、
ふわふわと体が揺れるようなめまい、
目の前が真っ暗になったり、失神を起こすようなめまい、
などがあります。
ほとんどの場合、横になって安静にすることにより
落ち着いてくると思いますが、
次のようなときはなるべく早く病院で検査が必要です。
● グルグル回るめまいと、激しい頭痛が仕事中や、
日中の活動中に突然起こり、嘔吐を伴い、
体がいうことをきかず、まったく歩けない
ような状態の時。
● さらに、顔の半分の感覚が鈍かったり、声が
出にくい、物を飲み込めない、といった場合も
急ぎ検査が必要です。
● 激しいめまいや頭痛ではないが、耳の聞こえが
日を追うごとに悪くなってゆき、それに伴って
回転性のめまいや耳鳴りも悪化している場合。
こうした症状の場合は、脳の中で何らかの異常が
起きていることが考えられます。
ただ、めまいの強さと、病気の重大さは、必ずしも
一致しません。
たとえば、激しい嘔吐が続く状態のとき、意識はあるが
会話が成り立たないようなときは、軽いめまいであっても、
重篤な症状と考えてください。
一般的に、
ふわふわ浮くようなめまいや、
ゆらゆら揺れるようなめまい、
目の前が暗くなったり、気が遠くなるようなめまい感
などは、緊急性は低くさほど心配はないと思います。
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Produced by かもめ針灸治療室
2006年02月27日
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