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大腸がんの血便を,痔によるものとばかりに思い込んでいるうちに
手遅れになってしまったという話を聞きました。
大腸がんと痔の見分け方として、大事なポイントを少し挙げて
みたいと思います。
痔による血は鮮明であり,ガンの出血は赤黒い色です。
ガンの場合は痔のような激しい痛みを伴いませんが、便秘と下痢を
繰り返したり、便が細くなったりします。
真っ黒い便はタール便といい、胃や十二指腸での出血が疑われます。
小腸や大腸の上部で出血があるときは黒褐色になります。
(ただし、貧血の治療で、鉄剤を服用している方も黒くなります。)
黒色便や白色便と一緒に皮膚に黄だんがあらわれるときは、
肝臓、胆のうやすい臓の病気が疑われます。
正常な便の色は、黄褐色から茶褐色で食事の内容や胃腸の状態で変化します。
海苔などをたくさん食べると、便が一時的に黒くなることがあります。
大切なことは、便の色も個人差がありますので、健康状態のよいときの
便をよく見ておくことでしょう。
そして、おかしいなと思ったら早めに精密検査を受けることです。
次回は『便秘のツボ療法』です。
Produced by かもめ針灸治療室
2006年03月09日
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