科学的に調べた実験があります。
食べたいだけ食べさせて育てた「満腹ネズミ」と、
その八割しか食べさせない「腹八分ネズミ」とに
群れを分けて、どちらが長生きするか調べたのです。
結果は「腹八分ネズミ」のほうが「満腹ネズミ」より
1,5倍以上長生きするという結果が出たそうです。
ネズミの血液を詳しく調べたところ,
「腹八分ネズミ」は年をとっても,ガン細胞をやっつける、
ナチュラル・キラー細胞の活性が衰えないし、
病原菌に対するリンパ球の反応スピードが速いと
いうことが確かめられました。
要するに,免疫能力が高く,病気に強いという
ことがわかったのです。
これがそのまま人間に当てはまるかどうかは
わかりませんが、少なくても腹八分の生活をすれば、
寿命はかなり違ってくるということは確かなようです。
この「腹八分」の考え方は、食事以外の生活
全般にも当てはまります。
たとえば,庭の草むしりの場合でも腰や膝が
つらくなってきてるのに区切りのよいところまで
頑張ってやってしまいがちです。
読書や縫い物など、つい、やりすぎて翌日
つらい思いをした経験はありませんか?
もうすこしできそうかな、というところで
やめておくという考え方が、ある程度の年代を
超えた世代にはとても大切です。
常に、「二分の余裕」を生活の中に確保することが
病気の予防、持病の悪化を防ぐ大切なポイントです。
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