特別働き者というのでは決してなく、単に開設以来の恒例です。(笑)
唯一家族で出かけたのが熱海のハーブ&ローズガーデン。
5月末か6月上旬が見ごろなのですが、とても混雑していました。
あとは毎日、世界卓球のTV観戦。
息子は横浜アリーナまで応援に行ったようです。
日本卓球界に続々と有望な選手が出てきましたね。
とくに松平健太(卓球界のマツケン?)水谷隼、吉田海偉、石川佳純などの活躍は素晴らしかった。
今後が楽しみ〜。
卓球王国復活できるかもしれませんね。
テニスはお休み中なので、今のうちにと思いフォークギターの修理をすることにしました。
実は先月、弦を張り替えようとしたらボーンナットが割れてしまったのです。
ボーンナットというのはピーンと張った弦を乗せて支えている小さな板状の部品ですが、めったに割れるものではありません。
長い歳月が徐々に劣化させていたのでしょう。
楽器店で相談したところ、とっくの昔に販売終了したギターなので同じ部品は無く、それに近いサイズのものを紙ヤスリで削って作るしかないとのこと。
めったに弾くこともなくなっていたのですが、この機会にいろいろ手直しをしてみようかという気になったのです。
ネックにも少し反りが出てきているのでその調整と、もともと少し弦高傾向なのでブリッジも少し削ってみることにしました。
ネックが反ったり、弦高だと弦を押さえるのに力が要って、指が痛くなるのです。
ネックの反り調整は六角レンチでまぁ簡単にできましたが、大変だったのがボーンナットとブリッジの紙ヤスリ調整。
もう二度とやりたくありません。(笑)
とにかく硬くて削れないのです。1ミリ2ミリがなかなか削れない。
ボーンナットのボーンは骨の意味。
昔は象牙を使っていたらしいのですが、今は禁止になっていますので牛などを使っているようです。
弦の強い張力に耐えるための硬さと音のクリアさを出すためらしいです。
あまりの硬さに途中で完全にへこたれました。
専門の業者を探して修理を頼むしかないか…。
しかし、30年前に35,000円で買ったギターも、今は多分値もつかぬ骨董品クラス。(笑)
高いリペア料金払ってまで修理する価値があるかなぁ…。
悩んでいるうち、ハッと閃きました。

そうでした、私にはグラインダーがあったのです!
普段はハリの研磨に使っていますが、砥石を替えれば削れるかもしれない。
試行錯誤、悪戦苦闘の末になんとかやり遂げることができました。
マニアやプロの中にはこれを手作業でやっている方もいるそうで、それだけで尊敬してしまいます!
すべてを調整し、弦を新しく張り替え、チューニングを終えてドキドキしながら、シャララ〜ン。

思った以上に美しい音を発してくれました。
うれしかったですねぇ。
弦高も改善され弾きやすくなりました。
再生なった我が愛器、ヤマハFG−351Bの勇姿です!(そんな叫ぶほどでもないか。笑)

後姿まで見せちゃいますね。

今では珍しい3Pタイプ、つまり裏板が3枚で貼り合わせてあるのです。
この後姿がカッコよくて買ったのです。(動機が素人。笑)
引退の淵からなんとか甦ってくれた我が愛器。
これからはときどき弾いてあげて、ずっと大切にしていこうと思います。^^)
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当時で3万5千円もするギターで、どんな曲を弾いていたのでしょう。
私は高校時代に4千円で買ったギターで吉田拓郎を弾いていました。その頃はグループサウンズとフォークが入り乱れていたので。先日、沢田研二の番組を見たときはタイガース時代の映像に懐かしさで泣きそうになりました。