2024年10月04日

爪もみ療法

爪の生え際に井穴(せいけつ)というツボが存在していて、

ここを刺激すると様々な病気に効果があることが分かってきました。

今回はそれを応用した「爪もみ健康法」を紹介します。


現代社会はストレスが多く、自律神経が緊張モードに傾いたままの生活が増えています。

これにより免疫をつかさどる白血球中の顆粒球、リンパ球の比率が崩れ、

体内に活性酸素が大量に放出されることにつながります。


初期のうちは原因不明の不定愁訴ですが、

この状態が長く続くと粘膜や血管、内臓に至るまで全身に影響が及んできます。

最近の研究で自律神経の乱れは単に自律神経失調症や更年期障害だけでなく、

ガンや脳卒中、心臓病を初めとする生活習慣病の原因にもなることが分かってきました。

鍼灸治療は自律神経の乱れを改善する効果がありますが、

特に井穴刺激は自律神経をリラックスモードに導き、安定させてくれることが

近年、科学的にも証明されてきました。

(逆に緩みすぎている場合には、適度な緊張状態に戻します。) 


爪もみはいつでもどこでも簡単にできる井穴刺激です。

(免疫学研究で有名な、新潟大学の安保先生を中心とするグループが提唱)


(やりかた)  写真のように爪根の横を少し痛いくらいの強さで3〜5秒間圧迫します。

爪もみ.jpg

指腹でもいいですが爪先のほうが少ない力で刺激を与えられます。

足が冷える方は足の指もやるといいでしょう。毎日続けると効果が出てきます。
posted by かもめ at 09:44| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ツボ療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自律神経失調症のツボ療法

原因不明の不快な症状で困っている方、いませんか?

たとえば、動悸がする、 寝つきが悪くなったり、 眠りが浅くなった。
     
顔がほてったり、のぼせたり、暑くないのに汗をかく。
     
ちょっとしたことでイライラしたり、時々わけもなく不安を感じてしまう。
     
病院で検査を重ねるが、異常は見つからない。
     

こうした症状は更年期障害とか不定愁訴とも呼ばれ、とくに40代以降の女性に多いのですが、最近は男性にもあることがわかってきました。

病気じゃないから気にするな、という医者も多いのですが、当人はつらいものです。

ツボ療法を試してみたらどうでしょうか?

使用ツボ:3点(4ヶ所)
    (1)百 会(ひゃくえ)
    (2)内 関(ないかん)
    (3)足 心(そくしん)

この4ヶ所を今回は手作りのハリをつくってやってみましょう。

@百会
hyakue.gif.jpg
頭の中心線と左右の耳の先端を結んだ線が交わった所から、少し後ろ側で凹んだ所

A内関
naikan.gif.jpg
手首を内側に曲げるとシワができます。そのシワの中央から肘に向かって5cm位の所。(左右2ヶ所あり)

B足心
sokusin.gif.jpg
足底の中央部。

ハリの作り方

つまようじ10本位を輪ゴムでしっかりと束ねます。

やりかた

ようじの先でチクチクとほんのりと赤みが出るくらいまで行います。
足心がくすぐったい方は指や棒での指圧でもよいでしょう。

※自律神経失調症は症状の出方に個人差があり、パターンが多様です。

どうしても改善が見られない場合は専門家の治療をおすすめします。
posted by かもめ at 09:21| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ツボ療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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