2018年02月06日

不妊の鍼灸医学的分類(1)

平成27年に山村式不妊鍼灸を導入した当治療室の不妊治療は年々よい結果が得られるようになってきました。

不妊の一番のネックは年齢であることは動かしようのない事実ですが、年齢以外の要因も存在します。

それらを鍼灸治療に応用し、タイプ別に分類をしてツボの選択を少し変えてみることによりさらに成果が向上することがわかってきました。

不妊で悩んでいる方、困っている方が少しでも早く妊娠できるように、これからもお手伝いをしてゆきたいと思います。

不妊症と鍼灸 その9 東洋医学からみた不妊症

にも関連記事を書いていますのでそちらも参考にどうぞ。


まず、不妊の鍼灸医学的分類です。
細かく分類してゆくと10以上になりますが、ここでは多い順から5つにとどめます。

@腎虚 (じんきょ) :腎気虚(じんききょ)や腎陽虚(じんようきょ)を含む

A肝気鬱血 (かんきうっけつ)

B気血両虚 (きけつりょうきょ) :素体虚弱 (そたいきょじゃく) を含む

C血瘀症 (けつおしょう)

D脾胃不足 (ひいふそく)


※この分類は専門家からすると少し問題ありと指摘されるかもしれませんが、一般の方にわかりやすいようにあえて行いました。


@の腎虚のタイプは、ひどい症状はないが疲れやすく冷えに弱い etc

Aの肝気鬱血タイプは、日常的にストレスやイライラが多い etc

Bの気血両虚タイプは、朝に弱くヤル気が起きない、体がだるい、重い、寒がるetc

Cの血瘀症タイプは、一見元気だが体調に波あり。頭痛、生理痛などが強い etc

Dの脾胃不足タイプは、消化器系が弱く疲れやすい。軟便、下痢が多い。浅眠傾向 etc

これらはあくまで典型的なパターンです。

個人的な経験から共通することが多い特徴を挙げています。

実際にはこれらがいくつも混在していることが多く単純には分類が難しいケースが多いです。

次回から実際の症例を挙げて述べていきます。


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2018年02月02日

インフルエンザが大流行!対策の基本は?



年が明けて早1ヶ月。
この冬は例年より寒さがかなり厳しいせいか風邪やインフルエンザが猛威をふるっています。
今回は「効果的な手洗い、うがいの方法」についてです。

1日5回以上手洗いをする人は風邪を引く可能性が45%減少するというデータがあります。

流水でさっと洗うだけでもよいのですが、人混みや病院など感染リスクの高い場所から帰宅した際には丁寧に洗いましょう。
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石鹸などの界面活性剤は付着したウィルスを落としやすくします。泡立てながら15〜20秒かけて手の甲や指の間、指先、爪、手首まで洗うことがポイントです。

洗う際には流水で行ってください。基本的に石鹸は菌やウィルスを殺せませんから、洗面器などのため湯、ため水では再付着する可能性があり効果が半減します。

うがいも数回に分け、口の中とノドの奥というように分けておこなうと効果が上がります。ウィルスは口を経由しての感染よりも鼻孔を通っての感染が多いので鼻うがいを併用するとさらに効果がアップします。

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鼻うがいは1日1回、帰宅後や就寝前がおすすめです。
正式には鼻から入れた水を口から出すことによって鼻腔内と咽喉部の付着ウィルスを洗い流すわけですが、コツが要りますので難しい方は鼻の中のすすぎだけでもいいと思います。

専用の器具と洗浄水が薬局でも売られています。
私が使っている器具です。↓

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洗浄水は水道水でもいいのですが塩分がないために鼻腔の奥でしみます。1リットルの水に9グラムの塩を溶かした食塩水で洗うと痛くなりません。

このほかにも加湿器を使うことやマスクを着用することなども大切ですが、体内に入るウィルスをゼロにすることはできません。
一番大切なことは免疫力をしっかり保つことだと思います。
そのためにはきちんとした食事と十分な睡眠が基本ですね。
私も心がけてこの冬を乗り切りたいと思います。

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posted by かもめ at 14:23| 神奈川 ☔| Comment(0) | 医学全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする