2012年01月31日

突発性難聴に朗報(その5)

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突発性難聴は名前の通り、ほとんどの場合、ある日とつぜん突発的に発症します。

そのため防ぎようがないのですが、それでもいくつかの前兆や前ぶれ症状があるようです。

その辺のことを知っておくことで、突発性難聴の予防に効果があると思います。

題して今回のテーマは

前ぶれに注意しましょう。

ひょっとしたら突発性難聴の前兆かも?


朗報というより、注意報ですね。^^)


回転性のめまいや強い耳鳴りも前ぶれとして挙げられますが、頻度としてはわずかだと思います。

これらの症状はとても不快度が強いですから、耳鼻科受診のきっかけになります。

ところが、こうした症状を飛び越えていきなりある朝起きたら片耳が聞こえなくなってしまう。

だから厄介なのです。



私が感じている重要な前ぶれは、次のふたつです


まず、片方の肩こりや痛みの出現です。

肩こり症の方にはいつものことと見過ごしてしまいがちですが、片方が極端に凝り出したり、いつもと反対側の方が凝って痛み出したり、などという場合には注意が必要です。

そしてもうひとつのポイントが片耳の違和感です。

片方だけというのが重要な点です。

たとえば詰まる感じがする、自分の声が耳の中で響くように聞こえる、ガサガサ、ゴソゴソといった音がする。

よく耳垢がたまったときにこうした症状が出ますので突発性難聴と結びつきにくいのですが、

耳掃除をしてもよくならないときには、「もしや」と疑ってみることが早期受診につながり、発症予防になります。

ひとつめの肩こりと同じ側の耳の場合であれば、なおのこと注意が必要と思います。

たぶん、初めて突発性難聴になった時は、前兆に対して無関心だったのではないかと思われます。

というのも、突発性難聴は治った後も小さな再発が結構ありまして、

私の所で治った方の2〜3割の方が再発しそうになり、

ときどき治療に来られますがその時口にされるのが、前述の肩こりや耳の違和感です。

なかには様子を見ているうちに聴こえが悪くなったり、耳鳴りがひどくなったりしてあわてて電話をしてこられる場合もあります。

実際、突発性難聴のハリ治療をすることで肩こりや耳の違和感が消えてゆきます。

それとともに聴力も戻るようですので、やっぱりそうなのか、と実感しています。


あと気をつけていただきたいのが、

一時的に出た突発性難聴が治った場合です。


3年前に片耳が突発性難聴になり、入院治療で完治したKさんでしたが、

昨春に再発し、2回目の入院治療となってしまいました。

激しいめまいと嘔吐にも襲われ、治療のかいなく全く聴こえなくなってしまったのです。

そうこうしているうちに今度は反対の耳まで突発性難聴を発症してしまい、

難聴に加えひどい耳鳴りと音割れに悩まされるようになってしまった事例でした。


同じころ来られたHさんは発症の5ヶ月くらい前に、片耳が突然聴こえなくなったことがあったのですが、

翌日には治っていたのでその後は気にも留めずにいたそうです。

それから5ヶ月後にひどい耳鳴りと痛みが突然始まり、

8日間の入院治療で耳鳴りと痛みは消えたのですが難聴が残ってしまいました。

評判の良い病院を探して数カ所回ったのですがパッとせず、ネットで調べて来室されました。


こうしたことから、


一度治ったと思っていても安心できない

のが突発性難聴の再発です。

ひどい再発状態になってしまうと、治りも悪い感じがしています。

そういう意味でも、再発や発症の前ぶれを常にチェックしておくことの重要性があると思います。

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posted by かもめ at 07:36| 神奈川 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 突発性難聴に朗報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

突発性難聴に朗報(その4)

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突発性難聴の治療を積極的にやり始めて、3年半になりました。

年々、患者さんが増えています。

ホームページやブログを見てからの電話やメールが多いようです。

小田原市外の方も多く、ほぼ神奈川県内全域です。



一掌堂治療院の藤井先生 が確立されたこの治療法を、突発性難聴に苦しんでおられる方に是非知っていただき、あきらめずに希望を持ってほしいと思います。

2年前に「突発性難聴に朗報(1〜3)」を書いてから、だいぶ時間が経ち、この間のいろいろな症例や傾向などを整理してお知らせしようと、続編を書くことにしました。


今回は、発症後3年が過ぎてしまった突発性難聴にともなう

ひどい耳鳴りが大幅に改善した例です


突発性難聴に朗報(3)で紹介したSさん のその後なのですが、2年たった現在、すっかり耳鳴りが影を潜め、元気いっぱいです。


Sさん自身、その当時はハリ治療に乗り気ではなかったと言います。

週3〜4回の集中治療をやったのですが2ヶ月くらいはパッとせず、やっぱりダメなのかなとあきらめかけたそうです。

発症してから3年がたっていますし、あちこちの医者からサジを投げられていましたから…。

弱気になったSさんを支えたのが息子さんと娘さんでした。

実は息子さんの職場の同僚が突発性難聴になり、たまたまここで治療を受けて完治していたのです。

息子さんと娘さんは

「3年苦しんできたのだから、3年頑張ってみたら?

それでダメならあきらめようよ。」


と言ってくれたそうで、そのひとことで気を取り直したそうです。


3か月目から徐々に効果が出始めて、半年後にはほとんど日常的にはつらさを忘れているほどになりました。

あの時二人が励ましてくれなかったら、きっと一生あの苦しみが続いていたかもしれないと話しておられます。

私自身も正直言うと3年たっており、常識的にはほとんど厳しい状況だな、と思っていました。


この症例が私に、

突発性難聴はハリでかなり治る!

という確信を持たせてくれました。


どの程度改善しているのか知りたかったのですが、ご本人はもう病院へは行きたくないらしく、

数値的なデータが把握できないのは少し残念ですが…。(笑)

むろん、長期に時間経過した突発性難聴の回復が難しいことには変わりありません。

発症後早く治療を始めれば始めるほど、治療効果が高い傾向は明確に出ていますから…。  

けれど、こうした例もあるということを知っていただいて、

あきらめないでやってみる価値はありますよ、といいたいのです。


突発性難聴について、ホームページに詳しい特集がありますのでこちらも参考にしてください。

トピックス『突発性難聴と鍼灸治療』

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posted by かもめ at 07:56| 神奈川 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 突発性難聴に朗報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

2012年が明けました!

新年おめでとうございます。

昨年は大震災や台風などの天災が続き、本当に苦難の年でした。

今年は良き年でありますように、心から祈りたいと思います。

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます



かもめの正月は、ことしも箱根駅伝ざんまいでした。

やっぱり直前になったら、自転車を飛ばして沿道まで応援にいっちゃいました。わーい(嬉しい顔)

なにせ息子にうりふたつの東洋大柏原の最後の山登りですので、妻の応援も相当リキが入っておりましたし。(笑)

有終の美を飾れて本当によかった、よかった。

東京農大の津野君だっけ?

よかったねぇ〜、途中でリタイヤするんじゃないかとハラハラして見てたけど、タスキがつながって本当に良かった!

でも、日テレさん、最後のところで放送打ち切りって、ありゃないよなぁ〜。

スポンサーの協力もらって、ゴールまで生中継してほしかった。

夕方、ゴールシーンみたけど、寒い芦ノ湖の大観衆、ほとんど帰る人もなく大声援で迎えていましたね。

少し涙が出てしまいました。

だから、箱根駅伝は好きなんです。

でも、妻がポツリと、

「来年から寂しいね。」

まぁ、気持ちわからんでもないが…。(笑)

最後に我が家から見えた富士の山です。

新年の富士.jpg


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posted by かもめ at 16:40| 神奈川 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

足指まわし健康法

今年は暖冬かなと思っていましたが、12月に入り、ぐんぐん冬モードです。

小田原はここのところ毎日霜が降りて、早朝の自転車漕ぎはかなりこたえます。

自宅から治療室まで、大した距離ではないのですが、手足は凍えるわ、冷たい風で涙は出てくるわで、東北の厳しい寒さの中で育った私はどこへ行ってしまったのでしょう。(笑)


足心道(そくしんどう)」という民間療法の中に、足の指を引っ張りながら回す刺激法があります。

冬になると足が冷えてつらい思いをする方や、毎年しもやけに悩まされる方など、
この冬、ぜひ試してみてください。

鍼灸治療に匹敵するくらいの効果があります。(笑)


<やりかた>

左手で(左利きの方は右手で)指の付け根を挟むように固定します。

固定しないと指を回したとき、足首や脚全体が動いてしまい効果が半減します。

次に右手の親指と人さし指で(左利きの方は左手で)足の親指を挟み持ち、ゆっくりと時計回りに30秒くらい、軽く引っ張りながら回します。

次に反時計回りに30秒です。このようにして全部の指をやってみてください。靴下をはいた状態でもいいですよ。

あぐらのポーズやイスに腰かけて片足を太ももの上に乗せて行うと楽にできます。

初めはちょっとやりづらいかもしれませんが慣れれば大丈夫です。

横になってパートナーにやってもらうのが一番気持ちいいのですが…。わーい(嬉しい顔)

ちょっと時間があればどこでも出来ますが、毎日おやすみ前に行うと足の疲れも取れ、循環がよくなり気持ちよく眠れると思います。


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posted by かもめ at 08:10| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 医学全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

日に日に寒くなってきました

だんだん寒くなって、各地から初雪や初氷の知らせが届き始めました。

それなのに、かもめの最新記事は『残暑お見舞い申し上げます』って、サボるにもほどがありますねぇ。わーい(嬉しい顔)

さて、

この一か月くらい、急な腰痛や持病の神経痛の再発で治療に来られる方が目立ちます。

小田原はこの秋、暖かい日が続いていたので、この時期にしては薄着で過ごせたのが原因のひとつかなぁ、となんて思っています。

私も軽い腰痛になりました。(笑)


ケヤキ通りの紅葉も、今年は色が冴えません。

冷え込みが緩いからでしょうね。

着たり脱いだり、脱いだり着たりは面倒ですが、朝夕はもう冬なんだという自覚で生活することが痛みの予防になると思います。

北国はもう日中も冬でしょうが…。雪

富士山の頂付近にも冠雪が見られるようになりましたが、例年より少なめです。



もうすぐ12月。

1年はあっという間ですね。

皆さんはどんな1年だったでしょうか。

お互い、健康と事故やけがに注意をして、良い年末を迎えましょう。^^)


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posted by かもめ at 07:17| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月22日

残暑、お見舞い申し上げます。

なんとまぁ、3か月もブログを休んでしまいました。

また、入院でもしてるのでは? 、と心配してくださった方もおるやも。(笑)

大丈夫です。

いたってピンピンしております。

ずっと、公私ともに多忙で、特にプライベート面でもいろいろありまして。

来春までには目途がつくことでしょう。


それにしてもこの数日の急激な温度変化には体がついていけません。

ずっと続いていた猛暑にやっと慣れたからだに、いきなり10度以上もの気温低下です。

腰に来てしまいましたぁ。(イタタタ…。笑)

皆さんも気を付けてくださいね。


この涼しさも、たぶん一時的で、また暑さがぶり返すと思います。

体調に気をつけて、残りの夏を楽しみながら乗り切りましょう。


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posted by かもめ at 10:28| 神奈川 雨| Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

ロシアで行われたアイススケート世界選手権で優勝した安藤美姫選手のエキシビションを観ました。

純白の衣装をまとって演技する彼女の表情や動作から、とても強いメッセージを感じ、最後は目頭が熱くなってしまいました。

初めての経験でした。スケートの演技で、こんな気持ちになるのは…。

安藤選手のファンになりそうです黒ハート

こうした思いは私だけではなかったようで、演技終了後は会場の観客が総立ちになり、鳴りやまぬ拍手がその感動の大きさを語っていました。

自分の得意な分野で、震災への支援・想いをさわやかな感動に包んで表現してくれた安藤美姫に共感を覚えます。


鍼灸師会から災害ボランティア登録の案内が来ていて、ずっと考えていたのですが、参加は取りやめることに決めました。

何とかしたい気持ちはあっても、体力的にその状況にない自分がいます。

無理して出かけて、向こうで体調を崩しでもしたら逆に周囲に迷惑をかけてしまいます。

今回は仕事を通して応援やメッセージを後方から発信させていただくことにします。

私は私のできる範囲で、得意分野で頑張ればいいんだ、と吹っ切れた感じがしました。


久しぶりに開いた星野富弘さんの画集に、こんな詩を見つけました。



< 花 >    

悲しくて花を見れば  花はともに悲しみ

うれしくて花を見れば  花はともによろこび

こころ荒れた日 花を見れば

花は静かに咲く





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posted by かもめ at 18:37| 神奈川 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

自律神経失調症の方が増えています

あの大震災からもうすぐ1カ月になろうとしています。

来る日も来る日もショッキングな映像にさらされ、心は怯え、胸をギリギリ締め付けられる毎日でした。

私自身も余震が続くころは常に体が揺れている感じがして、そのたびにカレンダーが振れていないかをチェックするようでした。

また、津波に襲われる夢も見ました。

テレビで繰り返し繰り返し流されていた映像が、脳に強烈に刷り込まれてしまったのでしょうか。


小田原の私でさえこうなのですから、被災地や近隣の方々の精神状態は察するべくもありません。

それに加えて、原発事故による放射能汚染が大気だけでなく、野菜や飲み水、さらには海の汚染で魚介類まで広がってきている不安感。

これからわれわれはどうなるのだろう、日本は一体どうなるのだろう、みな、心の底に感じているのだと思います。


震災後、

自律神経系の不調を訴える方の相談が増えています。


たとえば夜中になんども目覚めてしまい熟睡できなくなった、という睡眠障害の方。

余震でもないのに、体がしょっちゅう揺れている気がして気分が落ち着かない方。

突然動悸がして胸苦しさを覚えたり、わけもなくイライラしたり気分が落ち込んでしまうという方。

などなど…。


診察を受けたが特に悪いところはなく、

自律神経の薬を処方されて飲んでいるがパッとしないので鍼灸やツボ療法はどうでしょうか?

という相談が増えているのです。


ツボ療法の一例をご紹介しますので、参考にしてください。

自律神経失調症のツボ療法

不眠、浅眠のツボ療法

爪もみ療法


自律神経失調症は症状や原因により治療法がケースバイケースのことが多いです。

思うように効果が出ないときは専門の鍼灸マッサージ師に相談してくださいね。

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posted by かもめ at 19:08| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月18日

希望(のぞみ)

だいじょうぶ


きっとなんとかなる


だからいっしょにがんばろう


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posted by かもめ at 07:32| 神奈川 | Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

東日本巨大地震

巨大地震から三日目を迎えています。

映像を見るたびに、ニュースを聞くたびに心が震えてしまいます。


ここ小田原でもあの日の揺れは恐ろしかった、のひとこと…。

治療中でした。

この患者さんと二人、どうやって逃げようか。

ひょっとするともう駄目かもしれない。

とうとう来るものがきた、そんな思いが頭をよぎりました。

さいわいおさまってくれて、患者さんにも怪我はありませんでした。



大勢の方が被災地で救援活動をしてくれています。

私ができることは、義援金と節電、

あとは祈ることしかできません。


昨日今日は定休日でしたが、明日15日からは通常通り診療いたします。

計画停電が二転三転している状況なので、予約をいただいている方の治療は、現段階ではとりあえず予定通り行うつもりです。

停電が確実になった時点で、その時間帯の予約患者さんとは相談をしたいと思っています。


そして、できる限りの節電に努めたいと思い、今準備を進めています。

とりあえずは

@待合室と受け付けエリアの照明は半減させる

A2部屋ある治療ルームは使用ルームのみ点灯し、予備ルームは消灯する

Bエアコン暖房は中止し、FFファンヒーターと石油ストーブ併用にする

C電気温水器や電気ポットは使用を中止し、ガスや石油ストーブでお湯を沸かす

Dトイレの便座暖房は止めて便座カバーを取り付ける


看板照明はソーラーと乾電池を使ったLEDライトですので、移転の際、費用をけちったのが吉と出た形です。

患者さんには、節電により多少ご不便をかけることになりますが、ご協力をお願い申し上げます。

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posted by かもめ at 17:01| 神奈川 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | エッセイ・日々の雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする